DGM/Frame

 最近、気に入ったCDが増えてきたので、それらをレビューしていこうかなと。予定しているのはDGMの『Frame』、Kurt Rosenwinkelの『The Next Step』、南澤大介の『ソロギターのしらべスタジオジブリ編』。とりあえずDGMから。一曲目はYoutubeで公式にビデオクリップが公開されています。音はキャッチーなDream Theaterにメタル成分が多めといっていった感じです。変拍子が効果的に用いられ、各パートかなり充実したプレイを聴かせてくれます。テクニカルでプログレッシブなサウンドの割には各曲がコンパクトにまとめられているため、かなり聴きやすいです。ヴォーカルもソウルフルで素晴らしい。歌メロはHarem Scaremが一番近いかな?とにかく洗練されたサウンドなのでクサメロ好きの人にはちょっとキビしいかも。ファンキーなリズムとテンションコードが印象的な3曲目などもヘヴィなグルーブが気持ちいいです。まぁ若干、Dream TheaterのTake the timeっぽいけど。で、ギターですがオルタネイトな速弾きからタッピング、スウィープまでソツなくこなすプレイは、ホントにほれぼれします。唯一なかったのはクリーントーンでのカッティングくらい?3曲目のバッキングでやって欲しかったな。ソロではガッと音を詰め込むようなプレイでも、しっかり譜割りを考えて演奏しているようで、一音一音がクリアなのが好感が持てます。