🦖化石探し🪨

 12/1は大阪自然史博物館のイベントで長女と化石を探しに行ってきました🐚集合場所が結構家から遠く、泉佐野だったので早起きして出かけました。私は高校のとき地学部で、淡路島の採石場アンモナイトの化石を取りに行ったのですが、化石が入っているかもしれないノジュールというものはいっぱい見つかるのですが、割ってみるとことごとくハズレで、ひとつも採取できませんでした。だから今回も不安しかありません。集合場所から採取する露頭までは1時間ほど歩きます。途中、ダム湖の横の公園で昼食をとります。ダム湖の周辺は大変美しく紅葉していました。


 そこからしばらく歩くと採取場所の露頭に到着です。その場所は6000万年ほど前の地層が露出した場所で、貝やアンモナイトの化石が出てきます。一応、ハンマーを用意していきましたが、落ちている石を観察して行くだけでそこそこ見つかる感じでした🔍博物館が見せてくれたサンプルがこちら。


 私と娘は種類不明の二枚貝やナノナビス、ペリプロマイアという二枚貝、殻が巻いていない棒状のバキュリテスというアンモナイトの化石を見つけることができました。他の参加者はたいへん美しい落葉樹の葉の化石なども見つけていました。

 

🐖とんかつと800メートル記録会🏃‍♀️

 11/23は長女が受けた模試の返却ということで学園前にいき、そのついでにトンカツを食べに行きました。サックサクの衣で、家で作るトンカツとは違います🐷私は子どもたちのことを考えるといえではなかなか食卓に上げることが難しいカキフライも食べ大満足でした🦪長女も大人一人前のカツ丼をほぼ完食の勢いでした。次女はお子様ランチを注文したのですが、おまけにおもちゃがついてきます。ここで次女は誰も選ばなそうな。紫色のイモムシのなぞのおもちゃを選んでいました🐛またこの日はお客様感謝デー的な日だったようで、ガラガラを回して景品をもらうことができたのですが、次女はここでも活躍してドレッシングを2本引き当てていました🎯

 11/26は長女の学校で800m記録会という、長距離走のタイム計測会のようなものがあったので午前休をとって応援に行きました。長女は4分切りのタイムで運動全般が苦手の私とは違ってすごくがんばっていました⏱️

 29日は仕事が休みでした。午前中はアクセラの法定点検やオイル交換をしてもらたり、娘らが図書館で借りた本を返しに行ったりしていました🔧夕方からは娘らをインフルエンザの予防接種につれいきました💉

🎵長女の合唱と次女の公園遊び🛝

 11/17は地域のお祭りがあり、長女の所属している合唱団のステージもありました🏮バックステージでは、別の団体として出演する同級生にもあったみたいでした。次女は保育園のお友達と一緒に遊ぶということで、お祭りの開催されている公園で屋台をのぞきつつ、遊びまくり、近くのドンキのフードコートで友達と一緒に食事をして帰りました。

 

🪨河原の石ころ観察会🏞️

 11/10はまたまた大阪自然史博物館のイベントの河原の石ころ観察会に長女と参加しました。以前、益富地学会館が開催した似たようなイベントに参加して、武庫川の河原の石ころの観察と分類と宝塚周辺の地質について教わりましたが、今度は高槻を流れる芥川周辺の地質について教わりました。コースは前回と一緒で高槻上の口から高槻市の自然史博物館あくあぴあ芥川までを歩きながら地質を観察します。
 上の口のバス停のすぐ横に小高い丘があり、そこに登ると10万年ほど前の地層が露出している場所があります。ここがタカツキワニの化石が見つかった場所だということです。
 そこから芥川に沿って歩いて行くと、芥川橋で越える場所があります。橋の横から河原降りると花崗岩の岩盤があります。


 そこを超えて芥川沿いに歩いていくと河岸段丘の地形がわかりやすく見られる場所があります。

 そこからは摂津峡に入って行く感じになります。川沿いには流紋岩の岩盤と花崗岩の岩盤の境目になっている場所がありました。芥川には白滝という川の合流地点があるのですがそこで付加体を観察しました。さらに芥川に沿って歩いて行くと流紋岩の岩盤が露出している場所があり、そこでハンマーで岩を採取しました。


 しばらく歩いた公園で昼食をとりました。


 昼食後も少し歩いて芥川の河原におり、河原の石を分類しました。花崗岩流紋岩、チャートなどに加え、芥川に特徴的なのは石灰の塊が落ちていることです。芥川の上流にあった出灰(「いずりは」と読みます)という場所はかつて石灰を産出していた場所で、採石場としてはもう利用されていないのですが、今でも石灰が取れるのです。そこから流れて来た石灰が芥川の河原は落ちています。また石ではなく鉱物ですが、石英もそこそこ落ちてるいます。

 

🌰どんぐりとか秋の木の実観察会🍂

 11/4は大阪自然史博物館のイベントで秋の木の実観察会があり、長女と一緒に参加してきました。高槻の上の口からあくあぴあ芥川までハイキングしつつ自然史博物館の学芸員の方に道中で観察できる木の実などについてお話しを聞くことができるというイベントです。
 まず出発してすぐにナラガシワのどんぐりが落ちていました。ナラガシラのどんぐりは帽子の表面がウロコ状になっています。同じ場所にノブドウがありました🍇ノブドウは実の熟し具合で色が白っぽい感じやエメラルドグリーンなどになりきれいです。こんな風にカラフルになるのは、目立つことで鳥に食べてもらって種をばら撒いてもらうためということです。


 同じ場所にサイズ感のよく似たアオズラフジという植物もあります。こちらの植物はまたの中に入っている種が特徴的で、アンモナイトのような形をしています。


 もう一つよく似た実の植物としてサネカズラがあります。しかし、こちらは実のつき方が放射状になっているため、すぐに区別することができます。


 そこからしばらく歩くと、センニンソウという草があり、身の上からピグミンみたいなヒゲが生えています。


 しばらく歩くと芥川にかかる橋があります。そこにカラスウウリがあります。カラスウウリの実から種を取り出すと、種はカマキリの頭のような、あるいはクロワッサンのような形をしていて、表面に滑りがあります。これは哺乳類に身を食べられた時に、種を歯で噛み砕こうとしても、ヌルッと歯をすり抜けて、最終的には哺乳類の便にまじって種を拡散できるようにということです。


 さらに歩くと、ヌルデという木があります。ヌルデ自体もそこそこ珍しい樹木なのですが、ここに立っているヌルデには大量に虫コブが付いていて、こんなに虫コブがついている個体は珍しいということでした。

 同じ場所にはアメリカセンダングサが生えています。仲間のコセンダングサが後で出てくるのですが、実の横幅が全く違っていて、アメリカセンダングサは幅広の実です。ここから道は芥川沿いの景色のいいルートに入ります。路面も未舗装になります。
 途中、ムカゴを作っている植物が二種ありました。ニガカシュウとヤカノイモです。前者は苦くて食用には適さないそうですが、後者はムカゴご飯として食べることができます。

 さらに食べられると木の実としてフユイチゴがありました。小さいので味は分かりにくいのですが、さわやかな酸味のあるベリー系の味で見た感じそのままです。

 下の方を見るとヨウシュヤマゴボウという植物が生えていました。この実は潰すとかなり彩度の高い、赤というかショッキングピンクのような色の汁が出てきます。実の中に入っている種には毒があるということでした。


 実舗装路をぬけると公園があり昼食なのですが、昼食をとる公園の横にも大量にどんぐりが落ちています。アベマキのどんぐりでした。アベマキとクヌギのどんぐりは見分けがつきませんが、どんぐりが付いている木の葉をみると区別できます。アベマキの歯の裏はうっすら毛が生えていて、ちょうどシルバニアファミリーの人形の表面のようになっています。それに対してクヌギの葉の裏はテカテカしています。


 お昼を食べた後、ふたたび芥川沿いの土手を歩いて行きます。こちらにはコセンダングサがたくさん生えています。細いくっつきムシが大量にできる植物です。他にはムクノキがあり、その実は食べることができます。干し葡萄のような味がします。また元には星形の断面をもつラグビーボール型の種がおちています。これはセンダンという木の実です。

実自体は楕円形なんですが、その中に5つの種が入った硬い種の入れ物が入っています。路肩の雑草にはネナシカズラが寄生しています。ネナシカズラは根を持たず、光合成もせず、別の植物に寄生して栄養をもらって花を咲かせます。さらに寄生植物であるネナシカズラに寄生する蜂がいるという複雑な世界です。
 そしてぼちぼちあくあぴあ芥川に到着です。あくあぴあ芥川には芥川に生息するカメや魚、ポンポン山に生息する野生生物の剥製などが展示されていました。