Lenovo IdeaPad U350購入

 嫁が使っていた東芝dynabookが古くなったので後釜に購入しました。購入したのはCeleron SU2300のバージョン。ハードウェアは非常に充実していて、1.2Ghzデュアルコアセレロンは嫁の用途では十分な処理速度。メモリはDDR3が4GBと潤沢。グレア仕様の液晶は若干写り込みが気になりますが、LEDのバックライトが明るく、発色も鮮やかです。13.3インチで1366x768の解像度は見やすく大きさ、広さとも十分です。ただ、長時間の文章作成には鮮やかすぎて不向きな液晶だとも感じました。スピーカーもステレオで非常に迫力のある再生音を聴かせます。パソコンを閉じた時のボディトップは黒いプラスチック製で、安っぽくなりそうな部分ですが独特の表面処理がおこなわれており、あまり安っぽさを感じさせません。液晶を開くと光沢のある液晶の枠と、キーボード側のアルミで処理された表面は、高級感を感じさせてくれます。キーボードは安定感があり、適度なトルクとストロークがありタッチも良好です。ただ、配列に関してはEnterキーの右側にHomeキーやEndキーがある配置になっている点は、文章作成の多い人にはちょっとしんどいでしょう。HDMIがついていて、大画面液晶テレビなどへ出力することができます。

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 OSはWindows7の32bit版でした。これがこのマシンの一番残念な点。せっかく4GBのメモリを搭載しているのですから、64bit版をプリインストールして欲しかったです。付属品はACアダプターと簡単なマニュアルのみ。リカバリーCDは付属しません。ACアダプターはけっこうゴツくて、ミッキータイプのケーブルに接続します。スリムな本体とは対照的にやぼったい作りでした。リカバリーCDはプリインストールされているOneKey Rescue Systemというアプリで作ります。工場出荷時のディスクや環境構築したあとの状況を再現するディスクなど何種類かのディスクを作ることができます。CD-RとDVD-Rを選択できるのですが、CD-Rだと全部でディスクが17枚になるとか予告されて絶望的な気持ちになります。ちなみにDVDだと3枚と予告されます。とりあえず、工場出荷時にもどせるディスクがないと不安ということで作ろうとしたのですが、私が持っている外付けドライブはDVD-Rを焼けません。ぼちぼち外付けでDVDが焼けるドライブが必要な時代になってきましたね。とまぁそんなことを言っていてもしょうがないので、デスクトップからDVDドライブを外し、USBとIDEの変換アダプターを利用してU350のリカバリーディスクをつくりました。OneKey Rescue SystemもリカバリーディスクをISOイメージで出力できるようになっているといいのに。作ってみると3枚いると予告されたDVDは2枚焼いた時点で完了ということになりました。あれ?ちなみに、ディスクなしでHDDから直接リカバリーすることもできるような感じです。

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 とまぁこんな具合でした。カテゴリー的にはCULVのパソコンということになるマシンですが、液晶サイズが大きいことや高級感のある作りのおかげで、メインマシンの風格をもっています。私は5万円台で買いましたが、コストパフォーマンスは非常に高いと思いました。