買ったのは一番、廉価なモデル。CPUはAMDの1.3GHzのデュアルコア、E-300、メモリは4GB、HDDは320GBです。国外発送となるようでオーダーの翌日に発送されましたが、到着には4日ほどかかりました。そんでもって昨夜、我が家へ。
おどろいたことに7列キーボードを持つ本格的なThink Padではないにもかかわらず2重梱包でした。
そして本体と対面。
値段が安いのでプラスティッキーな安っぽい仕上げを想定していたのですが、しっとりとしたコーティングと細かいラメがはいっている黒の外装は十分に高級感があります。うれしい誤算。
ACアダプターもThink Pad的な仕上がりでよいです。ちなみにACケーブルの接続口は眼鏡タイプです。ここもミッキータイプだろうと思っていたので、うれしい誤算。海外製のパソコンはミッキータイプが多いですが、ミッキータイプのケーブルは作り自体もよくない上、コードが太すぎて持ち運べず、ヘンなくせがつくと非常にタチがわるいですよね。ここらへんもIdea Padとは違うと感じさせてくれます。
さすがにキーボード配列はけっこう雑な仕上がりです。本物Think Padの7列キーボードにはかないません。またアイソレーションタイプのキーボードもちょっと安っぽい印象です。ただしキーストロークは悪くありません。コクッっとした押し下げ感はなかなかのものです。
処理速度はけっして速くはありません。ブラウザ、オフィス系アプリ、動画の視聴程度なら問題ないでしょう。ちなみにグラフィックはCPU内蔵のRadeon HD 6310が助けてくれます。DVD再生支援機能とかもあるのかな？ゲームをあまりしないので、グラフィックの性能はよくわかりません。CPUの処理速度的には高解像度の画像処理、動画のエンコード、大量の画像のバッチ処理などはちょっとしんどいでしょう。
不満点としてはプリインストールのアプリがけっこうウザいことでしょうか。まず初回起動時にノートンがインストールを促してきます。しかも試用版。速攻アンインストールしてAvast!をいれました。さらに名前を忘れましたが、MacのLaunch Padみたいにアプリケーションのアイコンを画面にタイル状にならべるアプリが存在感をかなり強めにアピールしてきます。これもウザいです。そしてBIOSの更新などがあった場合、それを教えてくれるアプリも警告の出し方が派手で、非常に気に触ります。ほかにもなぜがGoogle ChromeやGoogle Toolbar、Skypeなどがプリインストールされています。必要なときに自分でインストールするので余計なお世話です。
とはいえ価格を考えると質感や処理速度など総合的にはかなり満足度の高いパッケージングだと感じました。なんといってもMacbook Air 11inchの半額以下です。重量はさすがにMacbook Airの方が軽いですが、HDMIもRGBも本体に直接接続できますし、SDカードリーダーもついています。HDDやメモリの交換も簡単ですし、価値ある一台だと感じました。
以下はアソシエイト、左は安いAMDプロセッサモデル。日常の利用には十分な性能だと感じました。右はIntel Core i3搭載モデル。ストレスを感じない処理速度のわりにかなり安いです。
