iPadを見て思ったこと

 最初見た時は、地味というか、ピンときませんでした。正直、いらないな~と思いました。しかし、iBookというサービスがあればちょっと違うのかもと思いました。しかし、日本ではそれがないので、ちょっとしんどいだろうな~と思います。たとえばkindleですが、これは最初欲しいなと思いました。というより、PC版のkindleはダウンロードしてインストールしています。それをダウンロードしたのには理由があって急ぎで欲しい本ができたというのがあります。当然、本をダウンロード購入したら、Kindleの6インチ版でも買って、外でも本を読めるように環境をいずれ整えていこうと思いました。しかし、どういうわけか欲しい本はアジア・太平洋エリアでは買えないよと蹴られてしまいしました。結局JSTORで必要な論文だけPDF版で購入することでことなきを得ました。これはkindleを買っても、私が読みたい本はkindlkeストアからダウンロード購入できない可能性が高いことを意味します。それはおそらくライセンスや法律の違いが原因なのでしょうが、当然iPadに対して科せられる法律も同じなわけです。そうするとiPadでも私は読みたい本をダウンロード購入できないであろうことが予測されます。そんなわけでiPadで読むコンテンツが乏しいことを考えるとiPadの魅力は半減するなぁと感じました。Appleもそれは理解しているようで日本のiPadのページには電子書籍のオンラインショップのiBooksがアピールされていません。iTunesで音楽を購入するように電子書籍をもっと手軽に購入できる状況になればiPadも魅力的になるなと思いました。まぁ、これはAppleが悪いのではなく、出版業界の閉鎖性がダメなんだろうな。特に日本だけiBooksが実現しないところから察するに、日本の出版業界は特に閉鎖的なのかも。あと、これだけのデバイスを発表するならFinderは欲しいな。逆に電子書籍のコンテンツが充実してくるとiPadはものすごく魅力的なデバイスだと思います。特にKindleと違ってリッチな環境は可能性を広げてくれるなと思います。