京都鉄道博物館

8日と9日は連休でした。せっかくのお休みなんで、8日はみんなで京都の鉄道博物館に行くことに。近鉄で京都まで出て、嵯峨野線梅小路京都西駅で降りていきました。オープン前につきましたが、すでに行列が。子供連れ、インバウンド、てっちゃんと多方面から集客している印象です。入場して真っ先に目につくのは静態保存されているC62型蒸気機関車のC62 26。ちなみにC62 2も京都鉄道博物館で動態保存されていて、SLスチーム号として構内で運行されています。

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コックピット。車内は個室があってポアロの小説に出てきそうな格調高い内装でした。

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中央にあったのは80系。インテリアがすばらしく木目を生かした座席と暖かな色の照明は品があります。

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奥にあったのは0系新幹線。私にとって新幹線といえばコレという時代が長かったように思います。

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500系新幹線、583系雷鳥がならんでいます。500系は歴代新幹線のなかで一番デザインがかっこいいとおもいます。

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雷鳥。中学の時に石川に住んでいた友人がこれに乗って京都まででてきていました。

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昭和3年から製造されていた超初期の直流用電気機関車のEF52。モーターなどの電装品で車内はいっぱいで中は超狭いです。

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運転席も窮屈そう。

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100系新幹線。このタイプが出てきたときは「うわ~新幹線、めっちゃカッコよくなったなぁ。」と思いました。

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DD51型ディーゼル車。小さいころ、新幹線と並んで好きな車両でした。雪景色が似合うんですよね。

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EF66型電気機関車。下にもぐれるようになっていて、車両下のモーターを見ることができるように展示されていました。ブルートレイン「さくら」のヘッドマークがついています。

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運転席コーナー

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プラレールコーナーも充実しています。

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なんと次女がここで初めてつかまり立ちをするという。自宅でやってよ!

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で、お昼へ。梅小路COLLABOというイタリアンのお店にいきました。嫁は子育てでなかなか、こういうオサレな外食をする機会がなかったので満足感が高かったようです。ちなみに壁に夜のメニューがかかっていたんですが、夜お酒を飲みに来たいな~と思いました。長女の食べたお子様ランチ。ハンバーグはしっかりとした食感で肉の味が濃かったです。

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私が食べた唐揚げランチ(嫁も同じオーダー)。ちなみに唐揚げはもう一個あるのですが、長女にあげて一個少ない状態です(つまりヴォリューム的にも満足できます)。

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このお店はKYOCAビルという古くてかっこいいビルにあったんですが、同じビルの入り口横にある魚料理やさんもおいしそうでした。あとランチ帰りに同じビルにある「しずや」というパン屋さんでパンを買ったのですが、こちらもおいしかったです。食事の後はジオラマ上映会に参加。ほとんど暗かったので写真はありませんが、クオリティがすごいです。三管式のプロジェクター何台使うねんっていう感じです。しかも映し出される写真が超きれい。でも大人向けかな~。そのあとは運転体験の抽選に申し込み。抽選発表を待つ間、三階へ行きます。三階には図書館があり、そこで見つけた『ダムと鉄道』という本が面白そう。で、抽選発表を見に行くとなんと当選。運転体験まではけっこう時間があるので外へ。外には迫力の転車台と機関庫が。

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そしてSLスチーム号。体験乗車もします。

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のって気づいたのは、乗ってしまうと汽笛がならない限り普通に電車に乗ってるのとかわりません。むしろ梅小路公園のベンチにすわって外から走る姿を眺める方が価値がありそうです。

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乗車体験の後は機関庫へ。たくさんある蒸気機関車はほとんど運転席に座ってみることができます。運転席に座ってみると目の前にボイラーが大きな口をあけていて、バルブと計器がたくさんならんでいます。炭の熱をあびて操縦することは大変な重労働だったと思います。運転体験の時間が迫っているのでちょっと急ぎ気味で見ていきます。そのあと、運転体験へ。制服も用意されています。

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運転してみるのですが、これがムズい。たとえば減速する時にアクセルを緩める、ブレーキをかける、併用するというパターンがあるのですが、それぞれ減速のしかたがちがって意図したスピードにもっていくことがたいへん難しい・・・というよりスピードをキープすることも非常に難しいです。結局、コツも全然つかめないまま時間切れ。最後にそとのテラスでしずやさんでかったパンを食べて帰ります。

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出口へのルート上にひっそりとあった関西鉄道の社章。明治時代に加茂から奈良まで大仏線という路線を開業していた会社です。今でも遺構がいくつか残っているほか、大佛鐵道記念公園にモニュメントがあります。大仏線は今のJR関西本線の前身です。

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