洗車、スペーシア、N-WGN試乗

 今日は突然仕事が休みになりました。というわけでながらくできなかった洗車を。

f:id:sn1nsmr:20141219170148j:image

まぁ寒くなってくると一晩こすとボディ表面に霜が降りて、けっきょく汚れちゃうんですけどね。とはいえ前回のドライブでタイヤハウスのなかが砂だらけでになっていたのがキレイになったので、すっきりしました。さらに帰宅後、車内の清掃。

f:id:sn1nsmr:20141219170149j:image

車内に枯れ葉がずいぶん落ちていたのを掃除機で吸いまくりました。ふぅ。

 このあと軽自動車の試乗にまずスズキへ。スズキヘ行って話をしているとハスラーよりスペーシアがおすすめですと営業の人がプッシュ。スライドドアとルーフラインの高さをアピールしてきました。たしかにシートアレンジなどは、非常によく考えられています。試乗してみてくださいということで乗ってみます。ターボ付きのグレードでした。乗った感想としては、とにかく車の重量が重たい。絶対的な重さはそれほどでもないはずなのですが、運転していて露骨に車の重さを感じます。アクセルを踏んだ瞬間は、けっこう素直に反応するのですが、そこからの加速がもっさり。ターボ付きでこれじゃあ、NAは高速の合流や追い越しでツラいでしょうね。あと、アイポイントが高いので運転しやすいのかと思っていたのですが、むしろ逆。ぜんぜんボンネットが見えなくて、その上、ダッシュボードが妙に長いので、非常に車幅感覚がとりづらい。ロードスターより全長全幅は小さいはずなのに、妙にデカい車を運転している感覚です。乗り心地もイマイチ。サスの設定はもっとマイルドだと思っていたのですが、けっこう路面の凹凸を拾います。ただロードスターのようにタイヤのグリップ感もしっかり感じられると、これはこれで悪くないと思えるのですが、そこらへんの感覚はあやふやでただ車が路面に揺すられる感じです。意味なく乗り心地が悪い感じ。アイドリングストップの制御も気になりました。減速していくとアイドリングストップするのですが、完全に停止する前にブレーキの踏力を弱めると、そこでエンジンが始動し、完全に停止するとまたエンジンが止まります。これだと止まるときにカックンとならないように滑らかに止まる人ほど、止まるときに車がぎくしゃくしてしまいます。この間、アクセラに乗ったときにはなんの違和感も感じなかったんですが、アクセラアイドリングストップの制御をうまくやっていたんですね。走っていない限りはスペーシアはよさげなのですが、走り始めると一気に印象が悪くなります。ハイト系の軽は全般に対する印象が悪くなりました。

 本当はスズキしか行くつもりはなかったんですが、ちょっとイマイチだったのでホンダへ。N-ONEを見せてもらうことにします。すると営業の人がNシリーズをひととおり見ていってくださいということで、複数車種用意してくれました。しかしハイト系はこりたのでN-Box以外を見せてもらいました。カタログで見ている限り、ちょっとシートアレンジのバリエーションが違うだけに見えるN-ONEとN-WGNですが、実物を見ると大違い。N-ONEはリアシートの背もたれがかなり立っていて、すわると窮屈な感じがします。しかもその状態でもトランクはかなり小さめ。ところがN-WGNはリアシートがちゃんと使える上、トランクもしっかりと使えるサイズあり実用性はかなり違うという印象。運転してみてくださいということでターボ付きのN-WGNを運転してみました。エコモードは走り始めてすぐにオフ。走りの印象はスペーシアと比べるとかなり普通の感じ。唯一、トランスミッションのレスポンスが異常に悪い。踏んでも加速が始まらず、しばらくしてから加速するというスポンジを踏んでいるような感覚で、ダメなCVTの典型のようなデキでした。ただ加速が始まるとけっこう力強いですし、こちらもボンネットは見にくいのですが、スペーシアほど車幅感覚はとりづらくありません。足回りもしっとりとかがっちりとは行きませんが、常識的なしあがり。やたらとレスポンスの悪いトランスミッションは微妙ですが、N-WGNにかなり好印象を持ちました。ただN-WGNってカラーバリエーションが地味ですね。ちっこい車なんですから、もっとカラフルな色を用意してほしいな。あとホンダの営業の人が「ホンダはどんな車を作るときもスポーツの精神を忘れないんです」とか痛々しいこといってましたが、あんたら最近ミニバンと軽しか作ってないやん?S2000作ってた頃のホンダならうなずけたんですけどねぇ。