今日は実家に行ってきました。荷物が多いのでレンタカーでワゴンを借りることに。デミオをかったディーラーがレンタカーも扱っているので、そこでお願いすることに。ということでまずデミオでディーラーに向かいます。途中、新しいオーリスに遭遇。もう納車してる人がいるんですね。
車種は指定しなかったのですが、用意されてきたのはファミリアバンでした。ODOは8万キロちょい。
さすがに荷室はかなり広いです。
車の作りは実に質素で驚いたのはカーオーディオはFMすら聴くことの出来ないAMオンリーのラジオでした。メーターはタコメーターなし。
トランスミッションはATでした。このシフトレバーがくせ者で、とにかく節度感が皆無。ちょっと力がかかると、すぐにちがうポジションに入ってしまいます。シフトレバーに手をおいて走る癖があると、カーブとかブレーキで意図しないシフトチェンジをしてしまうことになって、ちょっと危険です。走行中はシフトレバーに触らない方がいいでしょう。このシフトレバーのチューニングはもともとなのか、ヘタってきたせいなのか気になります。
ほかにはナビもついていましたが、そうとうデータが古いようでいつも通る橋を通ると空中を走行したことになっていました。
ファミリアバンはエンジンとかトランスミッション、足回りなど、そんなに悪くない車なのかもしれませんが、フィーリングはあまりよくありません。キックダウンするとけっこうトルク感を感じることもあるエンジンですが、アクセルレスポンスは悪く、ピリッとしません。トランスミッションもやたらスカスカのシフトレバーとツーテンポぐらい遅れるキックダウンが興ざめです。ただダイレクト感はさすがにCVTのデミオよりありました。そのわりにシフトショックはそれほど大きくなかったので、チューニング次第ではすごくいいトランスミッションになるのかもしれません。足回りもコーナーなどでのロールもすくなく、そこそこ悪くないように感じるのですが、へたっているのかなんなのか入力に対する反応がスカスカで、しかもサスペンションが動くとギシギシ音がします。ハンドリングもパワーステアリングの感触がよくありません。中央に不感帯を感じる割には、直進性はそれほど高くもなく、妙にハンドルが軽いときと、妙にハンドルが重いときがあり、こちらの感覚にそってくれませんでした。あとロードノイズが大きく、遮音材はあきらかにデミオより少ない感じがします。というわけでトータルで見ると、好んで乗るような車じゃないなという感じでした。とはいえ積載性の高さはさすがで、大量の荷物を無事に実家から持ち帰ることが出来ました。この車でトランクがいっっぱいだったので、デミオでは完全に積みきれなかったと思います。車を返却後、デミオに乗ると、車って進歩してるんだなとつくづく感じました。ハンドルのアクセル、サスペンションなどあらゆる操作に適度な重みを感じしっとりとした感触を感じます。カタログのスペックには現れない部分で、車の乗り味は良くなっているんだなと感じました。