PowerShot SX160ISを職場が導入

機種の選定を頼まれたのでバッテリーのツブシがきく単三電池仕様で、あまり小型化・高倍率ズーム化されていない機種、できればオプションの外付けストロボありという基準で選定いたしました。残念ながら職場で提示された予算内ではストロボが使用できる機種はなかったので、ストロボはあきらめて、それ以外の条件を満たす機種ということで選びました。スタイリッシュな小型モデルは自分で使うにはカバンへの収まりが良くていいんですが、そういうタイプのモデルはレンズも小型化されているため画質がもひとつだったりするのですよね。レンズのズーム倍率も同じで、スペックを欲張ってるモデルで安価なものはどうしても画質が悪くなりがちです。職場で使うなら、ちょっと大きくてもかまいませんし、ズームも160mmまで光学ズームできれば十分でしょう。つかってみるとモードダイヤルも大きく、露出なども十字キー兼用ダイヤルで素早く調整できます。絞り優先やマニュアル露出などの露出モードもひととおり使えますし、オートホワイトバランスもなかなかいい感じです。カスタムホワイトバランスも設定可能です。起動画面などをオフにするとレスポンスもなかなかいいです。シンプルな操作で基本的な機能はひととおり使えるということで、なかなかよい選択だったと思います。マクロはレンズのワイド端とテレ端で寄れるようになっていますが、中間の焦点距離ではあまり寄れません。ISOは400あたりまではまったく破綻がありません。800あたりまでは実用でしょう。テレ側だとレンズの明るさがF5.9とかなり暗いので、テレ側のブツ撮りでは三脚とISOの固定は必須でしょう。三脚穴は金属ではないようですが、単なるプラとは違う強度がある素材が使われていました。樹脂かな?ひとつ残念だったのは撮影時にリアルタイムでヒストグラムを表示する機能がないことでしょうか(撮影後の再生画面ではヒストグラムを見ることができます)。というかヒストグラム表示機能があれば完璧なのに・・・。動画のフォーマットはMotionJpegのみ、解像度は1280×720でフルハイビジョンの動画は撮影できません。動画を撮影するとバッテリーの減りが速いので、動画を頻繁に撮影する人はDCカプラーとACアダプターを購入しておくといいでしょう。

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サンプルの画像はこちら。リンク先にオリジナルサイズがあります。キーボード汚くてすみません。

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