新しいノートについて感じたこと

ノートがどうこう以前に、そもそも日産はコンパクトカーが多すぎるように感じます。マーチ、ノート、ティーダと3ラインもあるわけで、もうちょっと整理した方いいんじゃないでしょうか(ジュークとかキューブもいれるともっと増えるけど、まぁあれは純粋なコンパクトカーとはちょっと違うしね)。一応、キャラ的には、カワイイ→マーチ、ユティリティー→ノート、高級→ティーダとなっているみたいですが、マーチはこないだのモデルチェンジであんまりかわいくなくなっちゃいました。インテリアもびっくりするぐらいの安っぽさでもはや訴求力は絶望的です。生産がタイにかわったこともあって、日本ではマーチでコンパクトカーマーケットを戦うことはやめてノートで戦う気なのかなと思ってたんですが、新しいノートはエンジンがマーチの使い回しのせいで3気筒というガッカリ感。まぁエンジンの使い回しはけっこうあるんですが、なんといっても今度使い回されたエンジンは加給したとしてもどう考えても走らなそう。っていうか3気筒はフィーリングが悪そう。組み合わされるトランスミッションCVTのみと走りの方はさっぱり期待できない感じです。詳しく見ていないですが、どうせ後輪はドラムブレーキで、前輪に70%前後の荷重がかかる作りなんじゃないでしょうか。まぁ走りはだるんだるんでしょうね。コンパクトカーはマーケット的に見ても激戦区でホンダのフィット、トヨタヴィッツ、スズキのスイフトマツダデミオと強敵が大量にいる上、ちょっとお金を足してフォルクスワーゲンのポロあたりも検討対象に入ってきたりする訳です。さらにいうならここらへんのモデルは全部RSなりSportなりスポルトなり、GTIなりといった走りに振ったモデルを用意しています。しかも日本勢はそれらスポーツモデルをチョイスするとMTが選択できます。しかし新しいノートはスポーツエディションのライダーをラインアップしたとしてもスーパーチャージャーつき3気筒でCVTっていうのは変わらないでしょうし、なんだか煮え切らない印象です。これではどう考えてもコンパクトカーマーケットでの敗色が濃い訳でもうちょっとなんとかならんかったもんでしょうか。日産は2.3万円で車のアイデアを募集しているようですが、金いらんから、3種類のコンパクトカーのうち一つぐらい1.6Lくらいのエンジンをつけて、FRでMT選択可にしてみるっていうのはどうでしょうか。前後輪ディスクブレーキでキャンバストップがオプションで選べたりすると欲しいなと思います。FRだったらスイフトスポーツよりも訴求力がありますし。