あ～、これは残念なニュース。でも、最近、スポーツカーって、商品として成立しづらいよなとつくづく思います。スポーツカーに乗って楽しいのって20代あたりだと思うんですが、その頃に400万弱もするS2000みたいなスポーツカーを買える人って限定されます。さらに結婚すると家族を乗せなければということでツーシーターの車は現実的ではなく、スポーツカーに乗りたければ2台の車を維持していく経済力が必要になります。ようやく生活にゆとりが出て、スポーツカーが買えるような年代になった時には、もはやスポーツカーに乗るには腰とか、腹回りとか、オープンカーだったら頭髪とかがしんどいことになっていたりして。結局、軽→ワゴン→おっさん向けセダンと乗り継ぐようなパターンが多いように思います。個人的には一生に一回くらい、ツーシーターミッションFRのオープンカーに乗ってみたいなとは思いますけどね。さらに、便利さを重視するのではなく、FRで自然吸気のエンジンがよく回って、重量バランスがよくて、剛性が高い、車として純粋に優れていることを重視した車が生産中止になるのは残念だなとも思います。まぁなかなか理想と現実は折り合わないものですね。
