PCがもう一台、急遽必要になり、予算的に許容範囲のレノボのV200を買いました。思った以上にThink Pad的。どこかのレビューでキータッチはThink Padと異なると書かれていましたが、そうでもないというのがワタクシの感想です。そもそもThink Padだってキータッチは完全に同じではありませんでした。V200のキータッチの違いも誤差の範囲という印象です。また、もっと立て付けが悪いのかと思っていたのですが、全体にきっちり作られていて緻密感がありました。ただ、多くの点でThink Padとの違いを感じるのも事実です。たとえば、ボディに緻密感があると書きましたが、素材はマグネシウムではなくプラスチックなので、なんとなく大味な印象です。また、液晶のフチも以上に太かったです。その結果、12.1インチしか液晶のサイズがないにも関わらず、フットプリントはMacBookと同じくらいあります。これをB5ノートとして売るのはちょっとアレなんじゃないかと感じました。とはいえ、Think Padの技術を流用して作られたマシンなので、けっこう作りは質実剛健です。ところが、レノボ的にはThink Padとは異なるマルチメディア用途にも使えるマシンというキャラクターを出したかったのか、画面はグレアタイプ。ここらへん、少々ちぐはぐな印象も受けました。スピーカーもその流れでステレオスピーカーが搭載されているのですが、このスピーカーもひどいもので、これならモノラルで十分だよと言いたくなります。
