4/9~4/13まで義弟の結婚式でハワイに行っていました。4/9は夕方まで仕事をしてシャトルバスで関空へ。ふだんよく利用する湾岸線ですが、バスの座席の高い位置から見ると景色がまた違って見えます。
関空に到着後、夕食に前から気になっていたバーガーキングのワッパーを食べました。
デカいよ。しかもなかのパテが炭火で焼いてあるとかで風味が実に肉々しい。スーツケースは6日の日曜日にあらかじめ嫁の実家へ車で届けていたので、嫁がそれを持って関空にくるのを待ちます。嫁も到着し、飛行機に乗ります。
関空は国内線でしか利用したことがなかったのですが、そのときは使いにくい空港だなとおもっていました。しかし、国際線を利用すると印象は一変します。搭乗手続きの後、ゲートまでモノレールのような無人電車で移動。実に未来的な作りになっています。飛行機に乗ると飲み物のオーダーを聞いてくれるのですが、ビールも選べるんですね。仕事終わりだったのでビールをオーダー。さらに機内食が出てきてお腹いっぱいになりました。ただ行きの便の機内食(「俺のフレンチ」とか「俺のイタリアン」を展開しているところが作っている「俺の機内食」というメニュー)はあんまりおいしくなかったです。
そんなこんなで7時間ほどでハワイ着。
入国審査は最初英語だったのですが、指紋を採る段階になって急に「くっつけて」とかこなれた日本語を発し始める審査官。しゃべれるやん。空港を出ると強い日差しと乾燥した涼しい風に、あぁ気候が日本と違うなと感じました。とにかく蒸し暑いというのがまったくないのです。パックツアーだったのでホテルまではバスが送ってくれました。ホテルはワイキキビーチに面した27階で景色がとてもきれいでした。
きれいな景色をぼーっとみていると日本では見たことのないかわった鳥がやってきました。
しばらくまったりした後、翌日の結婚式の準備にアラモアナショッピングセンターへ。ちなみに移動に使ったのはトローリーバスで、パックツアーなどでハワイに行くと無料で利用することができます。ワイキキ周辺のポイントはひととおり網羅しているんので、かなり便利だと思いました。ハワイの結婚式はハワイの式の正装(アロハ、ムームー)で望む必要があるということで、それらを買い出しにいきます。アロハとムームーは比較的すぐに決まったのですが、ムームーにコーディネードするサンダル(ちなみに英語では“スリッパ”になります)が難航し、なんだかんだでけっこう時間がかかりました。腹が減ったのでそのショッピングセンターでステーキを食べます。
このステーキ、実にジャンキーで肉の味が濃くておいしかったです。
こんな風にショッピングセンターで買い物をしたり食事をしているときに感じたのですが、ハワイで言葉で困ることはほとんどありません。観光スポットではたいがい日本語が通じます。しかし、けっこう困るのはコインのシステムで、1ドル以下はクォーター(25セント)、1ダイム(10セント)、5セント、1セントとなります。10セントを1ダイムと呼ぶことを知らないと「ダイムってなんやねん!」となります。ちなみには私はダイムバック・ダレルでダイムが10をあらわすことを知っていたので、なんとなく10セントだろうなと思いました(自慢になりません)。でややこしいので5セント硬貨が1ダイムよりデカいことと、1ダイムが1セントとほぼおなじサイズであること。だから大きさとコインの価値がシンクロしていませんし、一番ちっこいコインを1セントのつもりでとると、けっこうな確率で1ダイムです。一応、1セントは日本の10円玉みたいな色で、1ダイムはシルバーなのですが、これまた1ダイムがけっこうな確率で汚れていて1セントと紛らわしいです。しかも、ハワイはチップや税のせいで、表示価格が5.25ドルと表示されていて、あらかじめクォーターを用意してレジにならんでもいざ払う段階なると端数が37セントとかにかわっていたりするので、ぱっぱと対応できなければいけません。これに苦労しました。
買い物も終わりホテルに戻って就寝したのですが、どうもハワイには私がアレルギーをもつ物質があるのか、妙に鼻の調子がよくありません。右側の鼻が完全に詰まってしまって息が苦しいです。なんとなく寝苦しいな~と思いながら寝ることになりました。
二日目は午後から結婚式だったんですが、午前中があいているということでオプションのツアーに行くことになりました、というか義弟夫妻がヒマだろうと私たちに気を利かせてオプションツアーを申し込んでくれていたのです。そのまえに朝食にパンケーキを食べようということになり、ホテルの近くのEgg'n Thingsというお店に。ちなみに日本にもチェーン展開しています。
デカいよ!朝食ってレベルじゃねーぞ。ちなみに軽い食感でありながらもっちりとしてる生地が非常においしかったです。シロップはスタンダードなメイプルシロップの他、グァバのシロップとナッツのシロップがあります。ナッツのシロップがおいしかったです。
朝食から帰ってきたら、いよいよバスツアーへ。しかし、どうもこの時点で天気がいまいち、空が雲に覆われていて、ちょっと肌寒いです。バスはまずココヘッド方面へ、日本人だらけのワイキキ周辺を離れるとハワイの雄大な火山性の地形が見えてきました。私はこのときに始めて「あぁ、ハワイってこういうところなんだな」と感じました。
しかもココヘッド周辺は海沿いを走る道が気持ち良さそうで「この道をロードスターで走りたいな」と感じました。ただ天気がいまいちなのが、ホントに残念です。続けてバスはハナウマ湾へ。
続けて潮吹き岩というのを見たんですが、これがどうも潮を噴いているようにまったく見えません。普通に岩に波があたっている感じ。まぁたしかにあたりは結構強めなんですが。
バスはその後、ヌウアヌ・パリ展望台へ。途中、けわしい山が車窓から見えます。
そして到着。このヌウアヌ・パリ展望台はほんとにすばらしい場所で険しい山と、遠くに広がる海を一望することができます。壮大な高低差のある景色が圧巻でした。ヌウアヌ・パリ展望台がある周辺はハワイのなかでは常に曇っていたり雨が降っている場所らしいです。実際、展望台の周辺では熱帯性の植物が多く育っており独特の神秘的な雰囲気を感じました(ただ観光客が多いけどね)。
ところのこのヌウアヌ・パリ展望台の駐車場にはチャボがたくさんいます。そのなかに子連れのチャボがいて観光客に大人気でした。
ヌウアヌ・パリ展望台を出た後、バスはモアナルア・ガーデンへ行き、アメリカネムの木(モンキーポッド)を見ます。なぜわざわざこの木を見るのかというと、このモアナルア・ガーデンのモンキーポッドが日立のCMで使われた「この木なんの木」だからだということなんですが、正直言ってふ~んていう感じでそれほどピンと来ませんでした。たしかに枝や幹の太さとその太い枝が地上から数センチまでせまって広範囲に広がっているところは、すごいんですけど、わざわざツアーでまわるほどのもんなのかと思います。たぶんバスが止めやすいんでしょうね。
その後、バスはカメハメハ大王の銅像など定番のスポットによりつつ、ツアーは終了となりました。
カメハメハ大王の銅像はほんとどうでもよかったです。ツアーが終わった頃には朝あんなに曇っていたのが嘘みたいに青空になっていました。雨の中の結婚式ならなくてよかったです。午後からはいよいよ結婚式ということで、昨日買ったアロハを来てスタンバイしました。スーツの上下にアロハをきると、ちんぴら感がハンパないなぁ。