さて4/10の午後からはいよいよ義弟の結婚式です。結婚式はリハが一回、すぐに本番という感じ。写真撮影はリハのみ。さらに式はとっとと終わり、延々フォトセッションが続くという感じでした。でもリハ一回はキビしいなぁ。
そして式が終わると神父さんとかはとっとと帰宅。さすがメリケン、延々残業はしないぜ。式が終わるといったんホテルに帰りMichel'sというレストランでみんなでディナー。なんか世界で一番ロマンチックなレストランといわれているらしいんですが、たしかに景色も最高、料理も最高、酒もウマい、ウェイターはイケメンぞろいといういった至れり尽くせりなお店でした。
このステーキ、超ウマいよ。
若干、ウェイターが私がオーダーしたカクテルを忘れてて慌てるなんて一幕もありつつ、このカクテルもすげぇウマかった。名前忘れたけど。
食事を終え、クライスラーのC300をエクステンドしたリムジンでホテルへ。
さて4/11。この日はレンタカーを借りているので、それでドライブしたあと、夕食をみんなで食べることに。借りた車はこちら。日産が北米で販売しているSENTRAという車。日本でいうとティーダとシルフィの間くらいか。エンジンは2Lと2.5Lを選べるけど、かりたのは多分2Lのバージョン。トランスミッションは大嫌いなCVTでした。
この車がサイテー。まずドライバーと一体感がまったくないボディのせいで車幅感覚がめちゃくちゃあやふや。車線のどこらへんに車体が位置しているのかを把握するためにわざわざサイドミラーを確認したくなる感じ。さらにサスペンションがふにゃふにゃな上、フロントヘヴィな重量バランスなためコーナリングがダルいです。一番最低なのがエンジン。ホントに2Lあるのかといいたくなるほど3000回転まではトルクがスカスカ、45マイル制限のフリーウェイで交通の流れに乗ろうとするとレブが6000回転くらいのくせにすぐに4000回転オーバーまでまわる。そして4000回転を超えると急にエンジンフィールががさつになりザラザラガサガサの感触。最近の日産はホント、ヤル気がなくてエンジンの使い回しやトランスミッションのラインナップが相当にヒドいわけですが、まぁこの車もその一つということでしょう。帰国してからロードスターにのったらあまりになめらかなエンジンフィールに氷の上をすべっていってるのかと思いました。ロードスターは普段、普通に乗るのであれば3000回転以下できもちよくトルクが出ますしね。ロードスターはホント神。
ついでなのでハワイの車事情のお話。やっぱりアメリカ人はピックアップトラックが好きなようで現地の人たちのトラック率は相当に高いです。頻繁に見るのはフォードのF150とダッジのDodge RAM。特にDodge RAMはめちゃカッコよかったです。あとマッスルカーもかなりの頻度でみます。現地の人に人気なのがDodge Charger。レンタカーでよくみるのがカマロとマスタングのコンバーチブルです。とまぁデカい車が多い訳ですが、じゃあ道路は広いのかというとそうでもなくて、たしかにフリーウェイなんかは広いんですが、市街地に入るとむしろ日本の方が路肩がしっかり整備されている道が多く、向こうの人はよくまぁこんなデカい車を普段使いしているなと感心しました。さらにこういう排気量の大きな多気筒エンジンを積んだ車を運転している割には、むこうの人はスピードを出しません。フリーウェイでも45マイル(だいたい80km/h)制限なら45マイルでしか走りません。そしてフリーウェイでも信号があり、渋滞しまくります。なんのためのハイパワーエンジンなのかよくわかりません。こういうハイパワー車がある一方で、日本ではほとんど見ないヒュンダイとKIAの車を見ることができます。ヒュンダイは露骨なパクリデザイン、KIAの車はダサいオリジナリティを感じさせてくれます。つーかKIAはすぐにデザイナーをクビにすべき。あと交差点をわたっていると妙にカッコいいトヨタ車がいたのでなんて車なのかなとおもったら、カローラでした。北米版のカローラは日本仕様とデザインが違うとは聞いていましたが、北米版のカローラがこんなにカッコいいとは思いませんでした。なんで、これを日本国内でもうってくれないのでしょう、とくに下位グレードのLは1.8Lのエンジンに6速のマニュアルを組み合わせることができて、めちゃくちゃ好みです。しかも16,800ドルって、けっこうお手頃。日本でこれが売られていたら、真剣に検討したと思います。
道路について。道路はそれほど広くないという話をしましたが、市街地の道路は路肩がいい加減なので使えるエリアが狭くて走りにくいです。さらにダウンタウンとかだと路上に荷車やポスト的なもの、ゴミ箱などがはみ出しておいてあってさらに狭く感じます。というか一度、サイドミラーをゴミ箱にぶつけました。大事にならなくてラッキーでした。そしてハワイの道路には、みんながスピードを出しそうなところにバンプと呼ばれるものが設置されています。線路の枕木みたいなものを路面にビスで固定してあるのですが、これが極悪で、一旦停止しなければとんでもない突き上げをくらうことになります。だいたいは目立つように黄色くペイントされていますが、ときどき路面と同じ色で目立たないやつもあります。バスの運転手さんなどはバンプの設置箇所を完全に覚えているようで、ぜったいに一旦停止して乗り越えてくれるのですが、ツーリストであるわれわれはうっかり徐行のまままたいでしまうことがあり、そのときはホントに不快な思いをすることになります。日本でキャッツアイやゼブラごときに不満を感じていましたが、バンプはそれどころではありませんでした。
最後に給油について。アメリカのガソリンスタンドは基本セルフですが、セルフとは思えないめんどくささです。クレジットカードで給油する場合はスタンドのカウンターに行き、給油マシンの番号を告げる必要があります。給油する際はノズルをハンガーから取り上げて給油口につっこんだあと、ハンガーを手であげてやる必要があります。これが分かりにくい。給油した後、カウンターでクレジットカードを回収。給油マシンにカードリーダーがついているのですが、なぜかデビットカードしか読めません。ショボいよ。
車を借りてまずココヘッドの方へ。バスツアーの時と違って天気がいいだけで、とても気持ちがいいです。
ハワイ大学の敷地で朝市みたいなのをやっているということで行ってみたのですが、どうやら土曜限定だったみたいでなにもやってませんでしたorz。それじゃあということでマラサダドーナツという現地ではやってるらしいドーナツを買いにいきました。それをかってココヘッドで海を見ながら食べようというわけです。
もちもちした生地にシナモンの風味がおいしかったです。次はダイヤモンドヘッドに上ってみようということで、ダイヤモンドヘッドに向かいます。ここの駐車場で初めて駐車料金をとられました。ちなみに5ドル。
ダイヤモンドヘッドはさすがに有名な観光地だけあって、人も多いですが眺めもすばらしいです。
頂上に近づいてくると、火山の火口がきれいな円形になっていることが分かります。
ダイヤモンドヘッドをおりてきた後、途中の展望台でとまりつつ、昨日バスツアーでもいったヌウアヌ・パリ展望台へもう一度行くことに。
ココヘッド周辺の道はホントに快走路でロードスターで走りたいです。
途中の展望台ではパラグライダーとかをしている人もいました。これも楽しそう。
展望台へ行く途中に曙の銅像があるショッピングモールがありました。
あれ?↓のポーズじゃないんだ。
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まぁそんなことをしつつヌウアヌ・パリ展望台に到着。やはりこのエリアは天気が優れません。ハワイの中でいつも雨が降っていると昨日のバスガイドさんが行っていましたが、それはホントのようです。
その後、カイルアの町へ。カイルアまではトローリーバスも来ていないせいか、観光客は少なめで生活感のある静かな町でした。
この町でアサイーボールを食べました。
時間もそこそこだったのでいそいでワイキキに帰ります。が、渋滞に巻き込まれ約束の時間に遅れてしまいました。
夕食は忍者みたいなポーズでおなじみのTanaka Of Tokyoという鉄板焼き屋さん。車を運転した後、走って待ち合わせ場所まで急いだのでビールがうまかったです。ここのお肉も超おいしい。わたしはスーパーステーキと照り焼きチキンという二種類の肉を食べることができるメニューをオーダー。うまかったです。
ホテルに帰った後は、シャワーを浴びて速攻寝ました。
そして早くも最終日。飛行機は昼過ぎに出るので午前中にはホテルから空港に移動する必要があります。というわけでハワイ最後のメシ。定番のロコモコをまだ食べてないのでオーダー。朝っぱらからハンバーグを胃につっこみます。
ちなみに嫁と義母はバナナのパンケーキ。
ホテルに帰って荷物をベルボーイに預け、空港に移動。なんだかあっというまでした。
帰りは行きより時間がかかって9時間ほど。三本ほどみました。ダラス・バイヤーズクラブとTEDとなんかタイトルを読めないヨーロッパのミステリー映画でした。