- As I Lay Dying / Decas
新曲3曲とカバー、リミックスで構成されたつなぎっぽいアルバム。新曲は期待を裏切らない曲で、もうすぐリリースされる新作が楽しみになります。カバーの方はなんか大ネタばかりなのがアレですね。特にAs I Lay Dying風に完全にアレンジされている訳でもないし、だからってオリジナルに忠実でもないし。そもそもオリジナルのクオリティが高すぎますからね。リミックスにいたってはAs I Lay Dynigのよさをまったく感じない仕上がりです。というわけで新曲3曲の値段としてアルバム1枚分の値段を払うのはちょっと高いんじゃないでしょうか。
- Pop Evil / War Of Angels
ニューメタルっぽい曲調の曲が多いのですが、かつてのLAメタルのような華やかさとキャッチーさをところどころ感じることができるのが、このバンドのよさだと感じました。あとヴォーカルがいいですね。ルックスも声もワイルド＆セクシーで、カッコいいです。バラードもぐっとくるしあがりですね。ビデオクリップになっているBoss's Daughterはアルバムで一番キャッチーな曲で、この曲でビデオをつくったのは正解だと思います。ビデオにはミック・マーズが出演。モトリー・クルーのなかでミックはあまり目立たないポジションですが、実はけっこう不気味なカッコよさを放っていたことがこのビデオで分かるはずです。ちなみにビデオに出演しているセクシーな巨乳のおねえちゃんはプレイメイトらしいです。またこういう楽しいバンドがヒットチャートを賑わしす時代が来てほしいですね。
- Stratovarius / Under Flaming Winter Skies
新しいギタリストのマティアス・クピアイネンの巧さに舌を巻く一枚、DVDだけど。様式美っぽいフレーズを弾いても、背景に音楽的な幅の広さを感じさせてくれるところは、ほんとにプロフェッショナルだなと感じます。しかも運指が超正確。ソロはちょっと短かったのですが多彩なスケールワークを聴かせてくれます。国内版は異常に高いんですが、輸入版がお買い得なのでそちらをおすすめいたします。まぁ国内版にはCDもついてるんですがね。
