18%グレーカードを自作してみた

 マニュアルでホワイトバランスと露出をあわせるためのグレーカードが欲しいんですが、市販のものはどれも微妙。私がのぞんでいるのははがきサイズくらいでプラせいのクレジットカードのような素材のものなんですが、市販のものはA4サイズの大きな紙のものが多いです。まぁ大きさは切ればいいのでいいんですが、素材はプラケースにいれるとかでなんとかしのぐしかない上、価格もけっこう高め。というわけで自作してみました。とはいえ難しいことはいっさいしておりません。フォトショでRGBそれぞれが128のデータをつくってカラーインクジェットでハガキサイズの光沢紙に出力しただけです。しばらくすると色あせしてくるでしょうが、そのときはまたプリントすればいいということで、使い捨てていくことにしました。

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フチなしで印刷したつもりがなぜかフチありに。

これを使って写真を撮ってみましょう。まず私の部屋は色温度のよくわからない蛍光灯が2種類あります。まぁはっきりいって普通にとるとかなり色かぶりします。というわけでGF2でAWB自動露出でとってみましょう。こんなかんじ。

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AWBはけっこうがんばっていますね。とはいえアンダー。これをグレーカードで色温度と露出をあわせるとこうなります。

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すばらしい。調子に乗っていとこが送ってくれたゼリーを撮ってみました。

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非常に正確な色が出ています。