ワンスピンドルB5ノート再評価

ネットブック周辺はあいかわらず、あれこれ動きがあります。まず、DELLのInspiron Mini 9が1.5万ほど値下げ。3.5万になるUbuntuモデルは結構、お買い得だと思います。個人的には、交換用SSDが販売されるなら、購入候補に入れてもいいかなど思います。とはいえ、以前ほどネットブックに魅力を感じなくなったのも、また事実です。というのも、最近、Eee PC S101というネットブックがでました。Eee PC S101はバランスのいい機種で、スペック面で不満があるとすれば、バッテリー容量くらいと思うのですが、価格が7万程度します。ネットブックに7万はらうなら、普通のB5ノートが欲しいなと思ってしまいました。結局、最終的な実用性を考えると、まともなピッチのキーボードと、そこそこのストレージ、12.1インチ程度で1280は横にある解像度が欲しくなるわけです。一時期、世間の盛り上がりもあってネットブックがぜひとも欲しかったのですが、実用性という点を考慮するのであれば、やはり普通のワンスピンドルB5ノートの方がいいような気がしてきました。その中でも魅力を感じるのがThink Pad X200dynabook SS RX2の2機種です。X200はキャンペーンなどで結構、お安く入手できることがあります。基本的なキーボードの質や拡張性については一切、心配の必要がないと思います。13万ぐらいでベースグレードを買って、メモリとHDDを増やしてやれば、かなり使い勝手がよくなりそうです。ただ、DDR3規格のメモリが若干高そうなのが気になりますが。dynabook SSはRX1が出た時、けっこう騒がれたモデルです。とはいえ、私はその時はあまり魅力を感じませんでした。RX1は帯に短したすきに長しという感じで、欲しい機能が全部そろってるのは、最上位機種だけど、そうするといらない機能もいっぱいついてきて、バカみたいに高いというパソコンでした。しかし、RX2にリニューアルされたとき、最下位モデルとしてラインナップされたRX2/S7G PARX2S7GNAは、非常に私のニーズそのまんまのマシンになっていて、一切、手を入れる必要性を感じませんでした。しかも、XPへのダウングレードディスクつきで15万ほどです。とはいえ、ネットブックがウケているので、B5ノートはけっこう市場を食われている気がします。B5ノートが市場から消えてしまわないことを祈っています。