- ヴァン・ダイン/ 僧正殺人事件
トリックはなかった。どちらかというとマザーグースやビショップといった道具立てがもりあげるダークな雰囲気を楽しむミステリーといった感じでした。犯人は最後の謎解きまで私は全然わからなかったです。物語として読むとこれまた登場人物はみな感情移入しにくい人物ばかりでそれも難点ですね。
- ガストン・ルルー/ 黄色い部屋の謎
密室トリックをあつかった古典的作品。さらに謎は密室トリック以外にもあってとっても凝ってる。犯人はそれほど意外ではないけど、ちりばめられた謎をひとつひとつ考えることが楽しかったです。
- ヴィクトール・E・フランクル / 夜と霧
名作中の名作。私がレビューする必要などないでしょう。新訳で読みました。