学校や公官庁など、公共性の高い組織が一企業の独占的なフォーマットを躊躇なく採用してしまうことは問題だと思います。大学のウェブサイトがIEしかサポートしていないとか、公官庁の配布する資料がExcelフォーマットだとかありがちですよね。そんななか会津若松市はすばらしい。以下のアドレスからダウンロードできる『オープンオフィスにしませんか？』という冊子はなかなかおもしろいです。
ちなみにGoogleはすでに脱Windowsの準備が万端なようです。せっかくOpenOfficeを導入するのであれば、フォントもぜひオープンなものを。よくOpenOfficeにすると、操作がMS Officeと異なるので再教育のコストがかかるとか書いてあるのを目にします。それを言うなら、最近急にリボンとかこれまでとは大幅に異なるインターフェイスを採用したMS Officeの最新版を採用する際に再教育が必要ないとでも思っているのでしょうか。MS Officeを導入しようが、OpenOfficeを導入しようが再教育コストはかかるのです。それならば、ライセンスがフリーのOpenOfficeの方がいいと思いませんか？
