ガソリン価格も高いし暑くて車中泊も無理っぽいので、電車旅などをしてみることに。今回は大回り乗車というやつをやってみます。JRには大阪の環状線とか東京の山手線のように、環状運転をおこなっている路線がいくつかあります。こういう路線では隣り合った駅に大回りして到着する事が可能です。環状線を例にあげてみると大阪から天満に行く場合、外回りに乗って一駅っていうのが普通の乗り方ですが、内回りに乗って18駅ぐらいという考え方も出来るわけです。そして路線図を見てみると琵琶湖の周りも路線が環状になっています。今回はこの琵琶湖の周りを遠回り乗るという乗り方をしてみました。出発地点は京都で目的地は普通に行くと二駅さきにある大津です。これを琵琶湖をぐるっと大回りして行ってやろうという訳です。ちなみにこの乗車方法はJRも認めている乗り方です。その証拠に近江塩津につく時に車内放送で「大回り乗車している人は琵琶湖線に乗り換えてね」という放送が入りました。運賃も通常乗車と同じ190円です。というわけで京都駅で電車を降りてスタートです。京都駅でプラットフォームの外に出たのは初めてのような気がします。駅のデザインに、なんか賛否両論あったような気がするのですが、私はふつうにカッコいいと感じました。
では大津行きの切符を買います。なぜ山城を目的地にしないかというと、実はJRがみとめている大回り乗車には乗車区間の重複がないという条件があります。目的地を山城にすると大津山城間で一部線路が重複しているためにJR的にはルール違反となるからです。
ここで琵琶湖線ではなく湖西線近江舞子行きにのります。湖西線の電車はグリーンの味がある車両でした。連結している車両の数が少ないのでプラットフォームの端で待っているとえんえん電車が来ません。
これ以降は駅の看板を可能な限り撮影しています。といいつついきなり最初の大津京が撮影出来ませんでした。というわけで二駅目の唐崎。
早くも住宅地の向こう側に琵琶湖が見え始めます。
ここらへんは右に琵琶湖、左に比叡山が見えるなかなかのロケーションです。比叡山坂本の駅からは比叡山に延びる道路が見えます。この先にある奥比叡ドライブウェイとかも走ってみたいなぁ。
その道路の標識をアップで。
しかしツラいのは比叡山坂本駅の左側には国道161号線の高架が並走していて、比叡山を写真にうまく収められない事です。ここらへんからやっぱり車旅の方がいいなぁと思い始めていました。おごとおんせんは撮影出来ず、堅田に到着。
堅田を出てしばらくすると琵琶湖大橋が見えてきます。が、これも住宅の屋根の間からちらちら見える感じ。大きな観覧車は道の駅びわ湖大橋米プラザにあるやつですよね。
堅田を過ぎたあたりから琵琶湖がぐっと近くに
ここらへんからはのどかな田舎の路線と言った感じで、電車もすいているし景色もほのぼのしたかんじです。
そして終点の近江舞子。ここで次に近江今津行きの各駅停車を待ちます。待ち時間が長いので、駅からの景色を撮影。
次に乗る電車がやってきました。
途中、琵琶湖がよく見えます。
新旭。道の駅しんあさひ風車村が見えるかと期待したのですが、残念ながら見えず。
そして近江今津に到着。ここでさらに近江塩津にいく電車を待ちます。ここらへんになってくると電車のドアが自動で開きません。ドアのよこのボタンを幼いとドアが開かないのです。
次の電車がやってきました。敦賀行きの電車ですが、その手前の近江塩津でおりて琵琶湖線に乗り換えます。
カタカナの駅名はこことニセコだけらしいです。
う~ん、景色いいなぁ
そして近江塩津に到着。駅からお寺がみえます。立派なお寺なので有名なのかと思ったのですが、調べてもネットに情報は少なかったです。名前はどうやら正応寺というらしいです。
そして琵琶湖線に乗り換え。
ここいらから急速に景色がつまらなくなります。琵琶湖線はだめだな。
そしてゴールの大津に到着。
駅の外のマクドで軽く食べてかえってきました。