USBオーディオインターフェイスを比較する

ギターをパソコンにつなぎたいんですが、どれを買うべきなのかなかなか難しいので比較してみました。

  • サンコー GUITARLINK CABLE 3,980円
    安い、シンプル。モノが増えないところとかもメリット。イマイチつかえないバンドルソフトがついて高くなるよりは、なにもなしで安いのは素晴らしい。もの的にはALESISのGUITARLINKと同じような感じがする。長すぎるケーブル長も同じだし、ギター側のプラグの形状も同じ。Audacityでの使用が推奨されている点も同じ。USB側のケーブルのデザインがちょっと違うか。ただしLEDの位置は同じっぽいです。ということはALESISのGUTARLINKと同様の問題(後述)が有りそうな気が…。公式には記載はないものの16bit、44.1kHzと思われる。
  • ALESIS GUITARLINK 5,382円
    シンプル。ただサンコーとモノが同じで値段が1,000円ほどあがるのは微妙。Guitar Rigっていうソフトがバンドルされるって言う噂もあるんですが、それらしいことは公式Webサイトにはまったく載っていないので不明。ケーブル長5mは長すぎる。気になるのはアマゾンのレビューにMacGarageBandで使用した時に相性問題がでると書かれている点。正常に動作している時はレイテンシはほぼ気にならないレベルらしいんですが、MacのGarageBnadでギターの音を変更すると音ズレが出てくるようになるらしい。GarageBandで使いたい人は(私を含めて)かなり多そうなので気になる。ただ、この点について海外のフォーラムではまったく問題になっていない。ここらへんさらなる情報が欲しい所。16bit、44.1kHz。
  • Digitech RP155 12,600円(実売10,000弱)
    マルチエフェクターにUSBインターフェイスが追加されたタイプ。本来はオーディオインターフェイスではない。アンプシミュレーターとかフレーズルーパーなんかもついてる。ただパソコンに接続して使う場合、エフェクターとかはほとんどパソコン上でなんとかなってしまうので余計っちゃあ余計。しかも、機能もりだくさんの機材は、だいたい個々の機能が中途半端だったり使いにくかったりするけど大丈夫なのか不明。個人的には昔、結構好きだったBossのMetal Zoneベースのディストーションが入っているのが注目点か。ただし再現度は不明。宅録以外にもライブでつかいたいとかそういうニーズがあれば悪くない。24bit、44.1kHz。
  • Zoom G1u 12,600円(実売10,000弱)
    こちらもマルチエフェクターにUSBインターフェイスがついたタイプ。本来はオーディオインターフェイスではない。これまた機能盛りだくさん。使い勝手や個々の機能の完成度は不明。こちらもパソコンにつないでしまったらエフェクターとかルーパーはほとんど使わないそうなのでムダのような感じもする。もちろんライブやる人は別。YouTubeとかに情報が多い点はプラス。ただ各プリセットをひととおり演奏してみたデモをアップするのはメーカ側でやって欲しいな。USBインターフェイス部はけっこうすごくて24bit、96kHz。
  • VOX ToneLab ST 10,000円強
    これまたマルチエフェクターにUSBインターフェイスがついているタイプ。この機種はマルチエフェクター部が充実している。真空管が内蔵されているので歪みもなかなか充実してそう。パソコン上で仮想的にエフェクターをかけるよりいい感じになるかも。ペダルがついているのでワウとしても使える。ワウペダルはパソコン上では完全にエミュレートできない部分なのでポイントが高い。24bit 44.1kHz
  • Line6 POD Studio GX 10,000円弱
    正真正銘のオーディオインターフェイス。バンドルソフトがなかなか魅力的。Garageband対応もしっかり記載されている。結構、販売価格に幅があり、買い方しだいではお買い得。24bit、96kHz。
  • M-Audio Fasttrack 12,600円(実売10,000円強)
    正真正銘のオーディオインターフェイス。XLRマイク入力までついてる。Pro Toolsのバンドル用に機能を削ったバージョンがついてくる点は大きな魅力。DAWもあわせて欲しい場合はコレだな。うたモノを作っている人にはばっちりっぽい。24bit、48kHz。
  • EDIROL Cakewalk UA-1G 10,000円前後
    こちらもオーディオインターフェイス。XLRマイク入力はないもの、ギターもマイクもつなげる。さらに光デジタル出力とか金メッキされたピン端子のライン入力、出力をそなえていてオーディオインターフェイスとしてはかなり充実している。カセットテープをデジタル化したいとか、そういうニーズにも応えられるはず。波形編集ソフトがバンドルされているので、そういう意味でもアナログソースのデジタル化には活躍しそう。OSネイティブのドライバで使えるような工夫があり、さらに専用ドライバを入れると24bit、96kHzで使える。

こうしてみてみると、どれも一長一短。Garagebandとの相性がでないならサンコーを買いたいけど、不安なのでZoomかVOXにしようかなと今は思っています。ただ、マルチエフェクター部はどれくらい使うか分からないので、それならサウンドボードがわりに使えてオーディオインターフェイスとして性能のいいUA-1Gがいいかなぁという感じで迷っています。みんなどうしてるんだろ?