もういろいろありすぎてわけわかめ

子どもうまれました。もうそこに至るまでがもりだくさんすぎて、ここ数日で1ヶ月ぐらい経った気がします。まず4月1日の夜。4月1日は仕事だったので帰宅後、連絡すると嫁からどうやら本格的に来そうだとのこと。実は4月2日はあれこれ予定を考えていたのですが、ここらへんでどうしようか迷い始めました。そして4月2日、朝から嫁からかなり痛いと入電、あ〜これは来るなと思って予定をキャンセルし、病院へ行こうとしたところ嫁から再び入電。まだかかると思うし、予定をこなすようにと言われました。実は自宅の最寄りの電車の駅まで来ていたのですが、いったん帰宅し、装備を改めて病院ではなく西宮へ。なぜ西宮へ行くかというと、さすがにロードスターでは子育てが無理だろうという事で、新たにアクセラを買い足す事にしたのです。車の件はあれこれ悩みましたが、けっこうそんな感じに落ち着きました。

これはあとで病院の駐車場でとりました。アクセラは1.5LのATで、グレードはSです。試乗車あがりの中古です。中古と言いつつ、ほとんど新車で、試乗車だった事もあってあれこれオプションがもりだくさんでした。乗ってみた感想としては、以前試乗したときに感じたように、とにかくエンジンが非力。加速させるためにはかなりアクセルをガツーンと踏み込んでやる必要があります。乗り心地は非常に上質で、高級車の雰囲気があり、価格からは考えられないレベルに達しています。いまいちという噂のマツダコネクトですが、たしかに使って行くと微妙な問題を感じない事もありません。新しい車の割に地図のデータが微妙に古かったり、エンジンを落とすと一部設定が初期値にもどされてしまったりします。とはいえ私はナビに期待する事が少ないので、ここらへんはあまりマイナスポイントにならないなという感じです。
　で再び4月2日のお話。ディーラーで車を受け取った後、尼崎市の市役所の支所に行き、妊婦検診の償還手続きをします。これはけっこうサクッと終わりました。そしてお次ぎは尼崎信用金庫武庫之荘支店へ。ここは以前すんでいたハイツの家賃引き落とし口座に指定されていたのですが、引っ越して取引がなくなったので解約することにしました。この手続きが非常に時間がかかりました。そもそも尼崎信用金庫の支店は、車でアクセスの便利な場所にもあるのですが、解約は口座がある支店まで出向かないとダメなのです。さらに引っ越したので住所変更をしてから解約という手順になり、30分以上かかったように思います。待っている間に母親から入電、嫁がタクシーで病院に行き、診察してみたところ、まだまだだから帰ってくださいみたいな感じになったところで破水し、急遽入院する事になったとの事でした。ドキドキしつつ、病院へ。あわてて事故ると元も子もない上、新しい車でなれていないので安全運転で走ります。病院に到着して嫁の顔を見たときにはほっとしました。どうやらまだまだかかりそうという事で、車で母親をいったん実家まで送り、車は実家におかせてもらって、電車で再び実家から病院に戻ってくる事にしました。病院の駐車場は時間貸しで駐車料金が高いうえ、これからどれくらいかかるか分かりません、さらに徹夜明けとかで運転するのは危険だと思ったからです。実家に行き、すこし仮眠をとった後、再び病院へ戻ります。予想通り、その夜はほんとに長かったです。陣痛の痛みは相当で、いままで見た事もないような痛がり方を嫁はします。その痛みを紛らわすために5分ごとくらいにマッサージをします。夜中の3時くらいになってくると眠さでちょっとうつらうつらすると、すぐに陣痛の波が来てマッサージをしなければいけません。そんなことを翌日の4月3日の午後2時くらいまで続けたのですが、結局痛みの割にお産が進んでいないし、体力の消耗も激しいということで帝王切開をすることに。しかし、帝王切開してみて分かったのですが、へその緒に結び目ができていて、自然分娩で出すとその結び目が強く結ばれる形になってしまい、血流が途絶えたから危なかったとの事でした。結果的には帝王切開になったよかったのです。病院の待合室に荷物を持って移動します。ロビーのソファーに座っていると、あんなに眠かったのに、心配でまったく眠れません。かなり待った気がするのですが、実際は30分ほどで赤ちゃんがやってきました。

そして、それから1時間ばかりして嫁が病室に移されたという事で、そちらで嫁と再開しました。その後、あれこれと説明を聞いたり、必要書類を記入したりしていると、あっというまに時間が過ぎました。ここで私はいったん実家の方にもどりました。8時30分くらいかな。
　翌朝、再び車で病院へ。この日は病院から自宅へ帰るつもりのため、あれこれ荷物を積み込む必要がありました。嫁からは手術後のため自由に動けないので早く来てほしいと連絡がありました。病院に到着したのは9時30分くらいでした。面会時間外でしたが、事情をくんで短時間の面会を許してもらいました。その後、帝王切開だったため、検査などのために小児科に入院している赤ちゃんに会いに行きます。こちらは面会時間が24時間いつでもOKです。ここで看護師の方にだっこのしかたや、お乳の飲ませ方などを教えてもらいました。まだ首が据わっていないので、あらゆることがこわごわです。

嫁と面会時間の2時にあうため、病院のそとを散歩して時間をつぶしました。桜が満開でした。

2時に嫁と再び赤ちゃんに会いに行きました。私がお世話になった病院では、1年で1300件以上の出産があるそうです。すごい数だなと思いました。そういう意味ではありふれたことのはずなのですが、実際、自分に子どもができてみると、とんでもない奇跡が自分の身の上に生じたような気がします。多くの人から産むまでより、産んでからの方が大変だと言われましたし、車を売るはずのディーラーの営業マンからさえ「新しいロードスターが出るけど、子どもができたんじゃあ、それどころじゃないかもね。」なんて言われました。できる限りロードスターは維持して行きたいですが、なによりも子どもの健康な成長を祈りたいです。