携帯電話を機種変更

今までiPhoneだったんですが、テザリングパケット通信をつかうと一か月の料金が高くなるのでソフトバンク回線は電話とSMSのみをガラケーで使うことにして、スマホは定額SIMで運用することに。まずガラケー。端末代金を分割払いにしたくなかったので、一括払いにすることにしたですが、機種変更で一括払いだと端末価格は3万~7.6万円ほど。けっこうするのでオークションで未使用新品を競り落とすことに。なぜ機種端末を分割払いにしないかというと、実質0円端末というのもあるのですが、それは分割払いで980円づつ2年間かけて端末代を払い、端末代金を払っている間は980円ぶんの割引がなされることで差し引き0円になると意味です。ただし、ここに落とし穴があって980円の割引はパケット通信代などからしか割引されず、基本料金などは割引の対象外となります。そのため、パケット通信や電話代が少ないと300円ほどしか割引してもらえないことになるのです。その結果、ホワイトプランと最小限のパケット通信だと月々1,600円程度で済む支払いが2,200円ほどになることになります。端末を買取にすると月々の分割払いがなくなり、基本料金とパケット通信のみのシンプルな支払いとなります。オークションで競り落とした未使用の中古端末202shの価格が12,000円。送料や振込手数料なども含めて13,000円程度で端末を入手できました。ちなみにソフトバンクオンラインショップだとこの機種の機種変更一括払いの端末価格は23,000円ほど、おおくの実店舗のソフトバンクショップで30,000円となっています。

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中古端末を入手する場合は、端末の出自を確認したほうがいいです。不正入手された端末や残債のある端末だとめんどくさいことになる可能性があります。端末の製造番号を確認し、正規なルートで世に出た端末であることをこちらのページから確認しましょう。最近の端末のパッケージは簡素化されていて、充電器や充電ケーブルなどは一切入っていませんでした。

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翌日、ソフトバンクショップに端末持ち込みでiPhone4から202shに電話番号に移してもらいました。事務手数料が2,100円、SIMカード再発行手数料が1,995円。

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で、定額SIMで運用するスマホテザリングができるほうがいいと考えました。ドコモのスマホSIMフリー化してもらえるらしいのですが、そうするとテザリングができなくなるという情報があり、ドコモの中古スマホはやめ。新品でSIMフリーテザリング可のスマホはEモバイルで入手化ということですが、こちらは結構お高いうえ、回線契約なしに入手できるのかよくわかりません。というわけで海外でSIMフリーで売られているテザリングに対応した端末を入手することに。海外のSIMフリー端末の入手先としてはEXPANSYSというお店がけっこうメジャーなよう。私は店舗のサイトではなく、アマゾンのマーケットプレイスソニーXperia tipo dual ST21i2という端末を入手することにしました。端末価格はEXPANSYSサイトよりアマゾンのほうが2,000円ほど高くなっていますが、これはアマゾンが関税を先払いにしているからだと思います。EXPANSYSサイトで買った場合は、荷物の受け取り時に宅配業者に現金で関税を支払う必要があると思います。

 定額のSIMカードはOCN、IIJMIODTIあたりがメジャーのよう。OCNIIJMIOは月額980円定額で一定のデータ量の高速通信ができます、その量を超過すると200kbps程度の回線速度まで落ちます。DTIは月額490円定額で150kbpsの回線。追加料金を払うと一定のデータ量まで高速で通信ができます。まぁそんなヘヴィな使い方はしないだろうということでDTIでいくことにしました。

 そんなわけで香港から到着したスマホ

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グローバルモデルなので数か国語分のマニュアルが同梱されています。

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端末はこんな感じ。

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ちなみにこのモデルはソニーXperiaのなかではローエンドモデルでいろいろ機能が削られています(だから安くて1万円ちょいで買えるわけです)。さらにこの機種はSIMカードを2枚挿入し切り替えて使えるようになっています。私はSIMカードを2枚使う予定はないのですが、SIM1枚差しの下位モデルと価格が同じだったので、こちらにしました。シンプルモデルなだけあって、本体がちっこいです。

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左からiPhone4、Xperia tipo、ガラケーの202sh。フットプリントはガラケーとほとんどかわりません。電源を入れてみます。

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グローバルモデルなので英語で出荷されていて、日本語が使えるようになっていません。まずは日本語を使えるようにします。

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設定の中からLanguageを選択し、スクロールしていくとかなり下のほうにある「日本語」を選択します。次に無線LANを設定し、Googleのアカウントを作成します(私はスマホは独自アカウントで運用しようと思ったので新たにアカウントを作成しましたが、Googleの既存アカウントをスマホで使いたい場合はそのアカウントでログインしてください)。そしてGoogle PlayからGoogle日本語入力をインストールして、キーボードなどを設定すると日本語の表示と入力ができるようになります。実はこれでは日本語化は完璧というわけではありません。グローバルモデルの多くのスマホがそうであるように、このXperiaには日本語フォントがインストールされておらず、日本語の表示では中華フォントが用いらます。そのため一部文字(有名どころでは「臭」や「約」など)の表示が微妙に変なのです。この問題は日本語フォントをインストールすることで解決するのですが、そのためにはRoot化してやる必要があります。この端末においてRoot化にはもうひとつメリットがあり、内蔵されているFMラジオの周波数を日本国内にあわせ、ラジオを使えるようにすることができます。というわけでRoot化にはいろいろメリットがあるのですが、当然トラブルに直面するリスクもあります。私は中華フォントでとりあえず運用し、違和感を感じた場合のみRoot化しようというかんじです。次にSIMカードの設定。

 SIMカードが到着しました。

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DTIはドコモから回線をレンタルして、それを売っているのですがSIMカードはそのままドコモのものでした。

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SIMを入れます。

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設定から「その他」を。

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USIMカードの選択を。

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私はSIM1にカードを入れたので、SIM1をタップ。

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「アクセスポイント名」をタップ。

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APNの追加ができる画面になります。

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メニューを呼び出すボタンをタップ。「新しいAPN」をタップ。

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DTISIMカードと一緒に送られてきたユーザIDやパスワードなどを設定し、保存。WiFIをオフにしたあとでもネットにアクセスできるようになりました。

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まぁ遅いけどね。

というわけで導入コストは大体こんな感じ。ユニバーサルサービス料などを計算していないので、あくまで概算です。

202sh端末代金                  13,050
Softbank事務手数料           2,100 
SoftbankSIM再発行手数料         1,995
Xperia端末代金(送料など含む) 13,156
DTI事務手数料                   3,150
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合計                           33,451

月々の支払いはこんな感じ。

Softbank    1,685
DTI           490
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合計        2,175

iPhone5に変えると6,000円程度毎月支払うことになるうえ、導入コストとして手数料に3~4千円払うことになることを考えるとお得だと思います。もちろんiPhoneでモバイルデータ通信をオフにすると月々の支払いは抑えられますが、出先でデータ通信は使えなくなってしまいます。ガラケー+定額SIMのスマホだと通信速度は遅いですが、データ通信もテザリングもできますし、さらにガラケーには簡易留守録や通話録音などの充実した音声通話機能があることを考えるとなかなかいいと思います。ここからさらにコストダウンする方法もあり、定額SIMで運用しているスマホIP電話アプリを導入し、メールはフリーのメールソフトなどで対応、メッセージングはLINEやSkypeなどをパケット通信を利用するとガラケーの回線は不要なります。すると通信費は月々500円におさえることができることになります。しかし、たとえばスマホをRoot化するとLINE系のアプリやメジャーなゲームタイトルは起動しなくなったり、スマホのメールアプリはプッシュ通知に対応していなかったり、プッシュ通知に対応させるために定期的に自動的なメールチェックをさせると異常にバッテリーを消費したりといった問題があり、古いソフトバンク回線を完全に解約するにはまだちょっと不安があるというのは正直なところです。