FL-300Rを購入

 E-PL2で使うストロボが欲しかったんですが、FL-36RとFL-300Rでかなり迷いました。ガイドナンバーはFL-36Rは36となっていますが、これはISO100の時。ベース感度がISO200のE-PL2でFL-36Rを使うとガイドナンバーは50になります。他方でFL-300Rはガイドナンバーが28です。ちなみにこれはISO200のときでFL-300RのISO100時のガイドナンバーは20となります。さらにFL-300RはなぜかE-PL2と組み合わせるとマニュアル発光ができない仕様になっています。このFL-300Rのマニュアル発光に関する機能制限はイマイチ理解に苦しみます。バッテリーはFL-36Rが単三電池を二本、FL-300Rが単四電池を二本となっています。大きさはFL-36Rは非常に巨大でマイクロフォーサーズカメラと組み合わせると、カメラとストロボのどちらが本体かよくわからない状態になります。他方でFL-300Rはマイクロフォーサーズにベストマッチといった感じのコンパクトな作りです。こうして両者のスペックを比べると、非常に迷います。たとえば光量はISO200時に50というのは私の用途ではオーバースペックなのですが、ただISO200時で28というのは、ちょっと不安を感じるのも事実です。バッテリーも単四というのはストロボのバッテリーとして不便な感じがします。さらにFL-36Rがマニュアル発光に対応しているのに対し、FL-300Rでマニュアル発光を使うにはカメラボディをE-PL3に買い替える必要があります。光量とバッテリー、機能ではFL-36Rに惹かれます。しかし価格的にはFL-36Rはかなり高価で、購入したいお店はどこも在庫切れなので、あまり気の進まない購入先から買う必要があります。他方でFL-300Rは価格が手頃でコンパクトです。とまぁ迷いに迷った訳ですが、結局、大きい機材は持ち運びがしんどく、結果的に使用頻度が下がってしまうことが多いため、光量が不足する時は最悪、ISO800まで感度を上げればいいやと考えFL-300Rを購入することにしました。また逆光補正時には重宝するマニュアル発光機能ですが、それほどデジタルカメラの場合、ストロボをつかわない逆光補正手段があるので、とりあえず我慢することにしました。最後までひっかかったのは単四電池の件ですが、これはもうあきらめて単四のエネループでもまた買うことにしました。

 というわけで本日、到着いたしました。

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内容物

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ストロボ本体。背面はチャージランプ、リモートコントロールのチャンネル設定、オンオフボタンとシンプル。

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ワイドパネルは横のレバースイッチで操作します。

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スタンドは三脚穴があいています。

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スタンドにストロボを設置したところ

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その状態で三脚にのせてみる。

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本体を傾けた状態で固定できるようになっています。

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本体に取り付けると、非常にコンパクトなのことが分かります。収納時はゴロンとしたフォルムに。

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バウンスさせてハムサンドを撮ってみました。

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大きさはコンパクトでマイクロフォーサーズの気軽さをスポイルしない作りになっていることろはいいなと感じました。チャージは遅いです。発光位置が高いのはいいのですが、けっこう後ろの方で発光するのでレンズの影がかなりの頻度で発生します。RCモードで光らせる方がいいように感じました。本気でつかうならFL-36Rの方がいいように感じます。